テニスのルールって、みなさんは全て把握できていますか?
今回は、史上最高のダブルスペアとの呼び声も高い、マイク・ブライアンとボブ・ブライアンのブライアン兄弟が見せた、ルール上とっても際どいプレーをご紹介します。
シーンは2013年のウインブルドン準決勝。ボブのサーブに対し、相手ペアのリターンはサイドいっぱい、厳しいコースに飛びます。前衛のマイクの横を抜けるかと思われましたが...
なんとマイクはラケットを投げてボールに当てます!
これはもう完全に投げてます!!
ラケットに当たったボールは、相手コートにポトリと落ち、審判はブライアン兄弟のポイントとコール。
猛然と抗議する相手ペア!!
しかし、コールは覆りません。
さてこのシーン、皆さんは正確なルールをご存知ですか?
動画はこちら。
Original:Wimbledon
実はテニスのルールにおいては、ラケットが手から離れた状態で、ボールに当たると失点となります。この時の審判の主張は「ラケットが手を離れたのは、ボールに当たった後だった」というもの。
んー...。なんとも際どいシーン。
相手ペアが抗議に向かう横で、何の問題もないでしょうと言わんばかりに、即座にガッツポーズしてハイタッチをしている、ブライアン兄弟にも注目です。