世代別に見る男子プロテニス界!時代を築いた選手たち、台頭する選手たち

現在の男子プロテニス界では、若手からベテランまで、様々な年代の選手たちが入り交じって活躍しており、まさに次世代の覇権争いが激化しているタイミングです。今回は、そんな横の世代軸から、男子プロテニス界を見てみましょう。

フェデラー世代(81〜82年生まれ)

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数々の大記録を樹立し、プロテニス史上最高の選手とも謳われる、ロジャー・フェデラーを筆頭に、この世代は数多くの選手たちが世界で活躍しました。

しかし現在のツアーではすでにベテランの域。元世界No.1のアンディ・ロディックを始め、引退する選手も出始めています。

そんな中、フェデラーとともに、レイトン・ヒューイットや、ダビド・フェレール、トミー・ロブレドなどは、未だにツアーでも活躍しています。まさに若手にとっては、壁のような存在として立ちはだかっています。

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▲元世界ランク1位のレイトン・ヒューイットも、一時代を築いた選手。

BIG3世代(86〜87年生まれ)

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ここ数年のツアーを引っ張ってきたのが、この世代。フェデラーに加えて、この世代のノバク・ジョコビッチラファエル・ナダルアンディ・マレーはBIG4と呼ばれ、若くして頂点を独占してきました。

リシャール・ガスケや、ガエル・モンフィスなどもこの世代で、まさにテニス史上稀に見る、黄金世代と言えます。しかし、徐々に彼らを脅かす存在が、下の世代から現れ始めました。

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▲クレーコートで、前人未到の大記録を打ち立てたナダル。

錦織世代(89年〜90年生まれ)

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今ツアーで、最も勢いのあるのがこの世代。錦織圭を始め、ミロシュ・ラオニッチグリゴール・ディミトロフらはすでにトップ10も経験し、グランドスラムでも安定して上位に残っています。

他にも、アメリカ期待のドナルド・ヤングや、トップ10目前まで迫ったエジィ・ヤノヴィッツなどが揃い、BIG4の椅子を奪う存在として注目されています。

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▲ラオニッチは既にTOP5も視界に捉える。

台頭する更なる若手選手たち

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すでにツアーでは、錦織世代の更に下の世代も、活躍を見せ始めています。今季のウインブルドンで19歳ながら、ナダルを破ってベスト8に進出したニック・キルジオスは、世界中に大きな衝撃を与えました。

また、ウインブルドンのダブルスで優勝した、21歳のジャック・ソックは、シングルスでも急速にランキングを上げてきており、20歳のドミニク・ティエムに関しては、すでにTOP50に入ってきています。

世代間のライバル関係

ふと、一人の選手が壁を打ち破った瞬間から、その同世代の選手たちが一気に活躍を始めることも多いです。ジュニア時代からよく知っており、負けられないという思いや、あの選手にできるのなら自分も、という思いがあるのでしょう。

ライバルでもあり、時にダブルスを組む仲間でもある、同世代の選手たち。横の世代軸を意識してみると、プロテニスのまた新たな面白みが見えてきますね。

20140807_djokovicmonfils_k9photo:Tennis 24