【動画】最高のライバル、ピート・サンプラスとアンドレ・アガシの伝説

0815_sampras_a1

今回は、90年代〜00年代初頭のプロテニス界において、世界中のテニスファンを熱狂させた2人の名選手について、映像とともにご紹介します。

一人は、その隙のないプレースタイルから、世界最高のオールラウンダーとも称されたピート・サンプラス。四大大会で計14度の優勝など、数々の偉業を成し遂げた、テニス界のレジェンドです。

0815_sampras_a5

そしてもう一人は、現役中に四大大会の全てとオリンピックを制覇する「キャリアゴールデンスラム」を史上初めて達成した、アンドレ・アガシ。強力なリターンとストロークが武器の、こちらも言わずと知れた名選手です。

0815_sampras_a4

現役中に計34度も顔を合わせたこの2人は、互いに実力を認め合う、最高のライバル関係を築いていました。

今回ご紹介する動画では、そんな2人が演じた、3つの名勝負を取り上げています。

サンプラスが制圧した、1994年のマイアミ。

まずは、互いに世界のトップ選手となって顔を合わせた、1994年のマイアミマスターズ決勝。当時の対戦成績は、4勝4敗と互角でした。

この対戦では、世界ランク1位であったサンプラスが、強力なサーブと、早いテンポでの攻撃によってアガシのストロークを封じて勝利、大会優勝を果たします。

0815_sampras_a2

敗戦に学んだアガシのリベンジ。

そして1年後、2人は同大会の決勝で再び顔を合わせます。15度目の対戦となったこの試合で、アガシはリベンジに燃えていました。

どうすれば球足の速いコートで、サンプラスの攻撃に対抗できるのか。考えに考えて辿り着いた答えは、自身がサンプラスより、さらに攻撃的になることでした。

この試合でアガシは、得意のストローク戦にこだわらず、チャンスがあれば積極的にネットへ出ていきました。

その作戦が功を奏し、アガシが見事1年越しのリベンジを果たします。無邪気に喜ぶアガシの笑顔が、とても印象的です。

0815_sampras_a3

その後も、2人はテニス界を代表する名選手として、世界の頂点で何度も名勝負を繰り広げてきました。

様々な経験を経た先に...。

しかし苦難も経験します。アガシは1997年頃から極度のスランプに陥り、一時期141位にまで世界ランクを落としたこともありました。

対するサンプラスも、2000年頃から若手に苦戦を強いられるようになり、サンプラスの時代は終わったと囁かれるようになりました。

そんな中行われた、2001年のインディアンウェルズマスターズで、2人は台頭する若手選手たちを破って、決勝の舞台に立ちました。2人にとって、通算30度目の対戦でした。

様々な経験を経た2人の間には、もはや小細工なし。お互いの得意とするプレーで、真っ向からぶつかりました。

2人のライバル関係を振り返る映像がこちら。


Original:ATPWorldTour

2人の素晴らしいライバル関係は、今でもテニスファンの間で語り継がれる伝説となっています。

ちなみに映像序盤に出てくる、若かりし頃のアガシの長髪は、カツラだったそうです。