【動画】アガシが最後の全米オープンで見せた、バグダティスとの伝説の一戦

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現役生活中に全ての四大大会を制覇する「キャリア・グランドスラム」を成し遂げた数少ない選手の一人で、アメリカテニス界のスーパースター、アンドレ・アガシ

アガシは2006年のツアー中に、地元で開催される大舞台、全米オープンを最後に引退することを表明しました。

今回は、アガシが最後の全米オープン2回戦で、マルコス・バグダティスと演じた、伝説の一戦をご紹介します。

バグダティスは当時21歳ながら、その年の全豪オープンで準優勝、ウィンブルドンでベスト4の活躍を見せ、勢いに乗っていました。

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強敵との対戦ということもあり、これがアガシ最後の試合になるのではと思った地元のファンも多かったことでしょう。スタジアムは超満員となり、2回戦にしては異例の熱気を帯びました。

そんな中で、アガシはこれまでのテニス人生全てをぶつけるかのようなファイトを見せ、2セットを先取します。

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バグダティスも簡単にはやられません。

ポイントを取った時の拍手の大きさも全然違う、完全にアウェー感漂うスタジアムで一人、雄叫びを上げながら奮闘!後がない状況から、2セットを取り返します。

しかし、均衡したゲームが続く最終セット4-4の場面で、バグダティスにアクシデントが発生。倒れ込む程の、大きな痙攣に見舞われてしまったのです。

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アウェーの雰囲気に加えて、満足に動くこともできなくなったバグダティス。アガシがポイントを取る度にスタジアムは盛り上がり、バグダティスは痛みに顔をしかめます。

それでもバグダティスは諦めずに、気迫で戦い続けました。

試合は、アガシが7-5で最終セットを制し、4時間近い大熱戦に終止符を打ちましたが、アガシの応援に詰めかけ、アガシの1ポイント1ポイントに大きな歓声を上げていた超満員の観客達は最後、バグダティスにも惜しみない拍手を贈りました。

当時のシーンがよみがえる、動画はこちら。


Original:US Open Tennis Championships

テニス界の偉大なるレジェンド、アンドレ・アガシは、翌3回戦でベンジャミン・ベッカーに敗れ、21年間の選手生活に幕を閉じました。