チャンだけじゃない!錦織の大躍進を影で支える名コーチ、ダンテとは

いまや知らない人はいない日本テニス界期待の星、錦織圭。今年の全米テニスオープンでもベスト4進出と、大躍進を続けていますね!

その大躍進の影には、錦織と二人三脚で練習してきた名コーチの存在があります。そのコーチこそダンテ・ボッティーニ

錦織のもう一人のコーチである、元世界ランク2位のマイケル・チャンについては多くの方もご存知かと思いますが、錦織の近年の活躍は、ダンテの存在抜きには語れません。

0905_dante_a1 photo:IMG ACADEMY

▲右端がダンテ・ボッティーニコーチ

選手としては無名だったプロ時代

ダンテはアルゼンチン出身の元プロテニスプレーヤーで、1996年から2001年までプロとして活動していました。

しかしシングルスでは最高827位、ダブルスでは最高380位と、あまり目立った活躍ができませんでした。

引退後はコーチ業に専念

ダンテは引退後、あのアンドレ・アガシやマリア・シャラポアなどの名選手たちを卒業生に持つ、いわばプロテニス選手養成所であるニック・ボロテニー・テニスアカデミーにコーチとして参加します。

そこで出会ったのが、2003年からアカデミーに拠点を置いていた、錦織圭。

2人の始まりは2010年で、錦織からダンテにコンタクトを取ったそうです。ダンテは2011年から、錦織のコーチに就任することになりました。

0905_dante_a2 photo:facebook

ダンテと錦織は相性抜群

コーチといっても様々な種類があり、例えばマイケル・チャンは、主に主要大会での錦織の精神面のアドバイスや、長いスパンでの錦織の成長などを目的にチームに招集され、基本的には1年のうちの主要な大会が行われる期間しか帯同しません。

変わってダンテの場合は、1年中つきっきりで錦織に帯同し、コーチングを行います。

共に長い時間を過ごすフルタイムのコーチは、選手との性格的な相性も非常に重要ですが、錦織を小学生時代から知る松岡修造は、こんなことを語っています。

20140906_nishikorimatsuoka_k1 photo:松岡修造オフィシャルサイト

マイケルは、相当口うるさい。正直、圭とマイケルの性格はあまり合っていないと思う。ただ、圭には経験にもとづいた説得力のあるマイケルのアドバイスが必要。一方、ダンテのようなイージーゴーイング(楽観的なタイプ)が、圭は大好き。だからダンテもいないとダメ。ダンテとマイケル、ふたりのコーチの指導がうまくミックスできているので、最高のチームになっている気がします。
引用元:Sportiva

また、ダンテ自身もかつてのインタビューで、こう答えていました。

Kei and I had a good chemistry and worked very well together
引用元:TENNIS NOW

「圭と僕はとても良い相性で、お互いに非常に良い仕事がこなせているよ」

錦織とダンテは相性抜群、とても良い関係を築けているようです。その言葉通り、錦織は着実に力をつけ、ATPツアーでの優勝やグランドスラムでの勝ち星も増やしていっています。

二人三脚で歩んできた錦織とダンテのテニス人生も、もう4年目。互いを知り尽くした2人の中に、マイケル・チャンという新たなアクセントを加えて、チーム錦織は更なる躍進を狙っています。