【動画】伝説の終焉と幕開け!芝の王者サンプラスに挑んだ19歳のフェデラー

絶対王者サンプラスに挑んだ19歳フェデラー

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テニス史に残る数々の輝かしい記録を打ち立てた、ピート・サンプラス。中でも得意としたウィンブルドンでは、1993年〜1995年に3連覇、1997年〜2000年に4連覇を果たし、歴代最多となる通算7度の優勝を果たしました。

そんなサンプラスは、4連覇中の王者として挑んだ2001年のウィンブルドン4回戦で、19歳のロジャー・フェデラーと対戦しました。

当時のフェデラーは、専門家の評価こそ高かったものの、実績的には同世代のレイトン・ヒューイットや、マラト・サフィンらに劣る存在。

この対戦も多くの人が、5連覇の期待がかかる絶対王者、サンプラスの勝利を信じていました。

試合はフルセットの大熱戦に

しかし試合はフェデラーが予想外の強さを見せ、一進一退の攻防が続く、大熱戦に。

そして2セットを先取して、先に王手をかけたのは、なんと挑戦者のフェデラーでした!

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第4セットもフェデラーが優位に進め、迎えたサービングフォーザマッチ。

このままフェデラーが大金星を挙げるかに思われましたが、意地を見せた王者サンプラスが、このゲームをブレイク!

タイブレークに持ち込んで、土壇場でこのセットを奪い返します!

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最終セットも互いに一歩も譲らぬ、白熱した試合展開となりますが、フェデラーが6-5としたサンプラスのサービスゲームで、ついにマッチポイントを握ります!

そして最後は見事なリターンエース!王者サンプラスを支え続けた、世界最高のビッグサーブを、完璧に打ち抜いての勝利でした。

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テニス史に残る、2人の対戦がよみがえる動画がこちら。


Original:ROLEX

伝説の終焉と幕開け

キャリアの晩年に差し掛かったサンプラスは、その後、徐々に思うような結果を残せなくなります。

自身でも「燃料タンクを使い切っての勝利だった」と語った2002年の全米オープンでの優勝を最後に、サンプラスはラケットを置きました。

そして、その偉大な王者の伝説を止めたフェデラーは、2年後のウィンブルドンで、四大大会初優勝を果たします。

その後は、伝説を引き継ぐかのごとく、芝のコートで絶対的な強さを見せ、サンプラスと並んで歴代1位となる、ウィンブルドン7勝を記録しました。

2001年のウィンブルドンでの2人の対戦は、テニス史に残る名選手たちの歴史が交わった、最初にして最後の一戦でありました。