フェデラーとナダルが、世にも奇妙な「芝&クレー混合コート」で対戦!

天然芝に包まれたテニスの聖地・ウインブルドンで、7度の史上最多優勝記録を持つ芝の王者、ロジャー・フェデラー

そして、クレーコートで史上最多の81連勝、全仏オープンでも史上最多、8度の優勝記録を持つクレーキング、ラファエル・ナダル

共に自身が得意とするサーフェスで圧倒的な強さを誇ってきた両者が、なんと半分芝、半分クレーの、世にも奇妙な混合コートで対戦しました。

grassncray00 ▲芝とクレーの混合コートで、フェデラーとナダルが3セットマッチで対戦

芝のコートはボールがあまり弾まず、素早く滑る性質のため、サーブやボレーの得意な選手、低い弾道でストロークを打ち込んでいく選手に有利とされています。まさに、早い展開を好むフェデラーとは相性がバッチリ。

対するクレーコートでは、ボールの勢いが死んで縦にバウンドし、スライディングもしやすいため、ラリーが長く続きます。クレーで、ミスの少ないストロークと強靭な体力、フットワークを持つナダルからポイントを奪うのは至難の業です。

果たして軍配はどちらに上がるのでしょうか。

芝の王者フェデラーが、ラブ・ゲームでサービスブレイクされる場面も。普段の芝のコートでは滅多に見られない光景です。

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ナダルのサービスダッシュ。こちらも普通のクレーコートではまずやらないプレー。自分側が芝の時は、ラリー戦になると球足が早くなって不利になる可能性が高いので、ネットで勝負、かつボールが止まりやすいクレーの性質を活かしたドロップボレーというのは、この特殊なコートでは効果的な戦略です。

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試合のハイライト動画はこちら。


Original:bluedrago197

サーフェスによって、お互いに戦い方を工夫している点に注目しながら観てみると、とても面白いと思います。

試合はフルセットにもつれこみ、エキシビジョンマッチであることを忘れてしまう、大熱戦となりました。見応えのあるまさに名勝負です!